【周率様専用】プレヴィン／エルガー:エニグマ変奏曲、威風堂々、他10点

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エルガー
①エニグマ変奏曲 op.36
②行進曲『威風堂々』 op.39（全5曲）
　第1番ニ長調
　第2番イ短調
　第3番ハ短調
　第4番ト長調
　第5番ハ長調

指揮：アンドレ・プレヴィン
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音：1986年1月①、1985年7月②

エルガーの最もポピュラーな名作２作のベスト・カップリング。各変奏の性格を表情豊かに描き分ける『エニグマ変奏曲』、生気溢れる『威風堂々』、いずれもノーブルな中にも華やかでドラマティックな躍動をもったエルガーの作風を、巧みな棒捌きで味わい深く聴かせてくれます。

どちらかというと「威風堂々」が目当てで購入したのですが、「エニグマ」を何回も聴いているうちに、エルガーが残した、「エニグマ＝謎」の面白さを知ることになりました。何度も聴いているうちに、面白さが理解できる曲ですね。イギリスのクラシックというと、やはりロイヤル・フィルというのはあうような気がします。知的に楽しめる作品だと思います。

イギリス物ということで、ロンドン響との共演を望んだのですが、どうしてどうして、ロイヤルフィルの柔らかい響きが功を奏してます。エニグマはベスト、威風堂々もちょっと金管に弱さを感じるものの、プレヴィンの優しいアプローチが、やたら吹奏楽的な吠える演奏ではなく、管弦楽曲としてなかなかの出来です。

実に堂々とした演奏です。エニグマも威風堂々もクラシック好きには初心者向けの曲として軽んじられがちだが、プレヴィンの演奏で聞くと実に高貴な曲である。ちなみにフィリップスレーベルの消滅以降デッカから発売されているはずだが、旧フィリップス音源はデッカでの再発売により音質が劣化したと思われるので、中古でもフィリップス盤を購入することをお勧めする。

威風堂々全曲の優秀録音盤って意外に少ないですよね？ロイヤルフィルの録音という事もあって、半信半疑で購入したところ、どうしてなかなか…良いんですよ、これが…一言でいえば、奇をてらうことなく癖のない演奏です。彼等にとっては国歌同然の曲なので、巧いのも当然かもしれませんね。

国内盤(フィリップス盤)、帯付き、盤面傷なし
開封済みですが新品に近い美品です

＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)